[ 適 当 と 情 熱 の あ い だ ]

何かをしたい者は手段を見つけ、何もしたくない者は言い訳を見つける。

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コーンポタージュ 

小学生低学年の頃の話です。


当時から俺はテレビゲームに熱中していました。

現在では色々な種類の家庭用ゲーム機がありますが、約20年前といえば任天堂のファミリーコンピューター、略してファミコンが主流でした。

人気のソフトとしてスーパーマリオというシリーズがあったのですが、俺もそのシリーズを買って遊んでいて大好きでした。

現在から見ても秀逸な作品だと思います。


とある冬、そのマリオシリーズの3作目が発売になるということで、俺も欲しいなと思っていました。

しかし人気作なので、おもちゃ屋に朝から並ばないと手に入れるのは難しいかも知れない、という情報を本で読んだか友達から聞いたかしてどうしたものかと悩んでいました。

そこで両親に「何とか開店前にお店に並んでマリオ3を買いたいのだけれど」と事情を話しお願いすると、父親が「じゃあ俺が一緒に行ってあげよう」と快く引き受けてくれました。

俺はきっと反対されるんじゃないかな、とやや諦めながらのお願いだったので、この返事に驚きながらもとても嬉しかったのを覚えています。


そしてスーパーマリオ3の発売日当日早朝、雪は降っていないもののどんよりとした曇り空で冷え込む中、父親と共に6時に起きて眠い目を擦りながら車でおもちゃ屋へ向かいました。

沢山人が並んでいたらどうしよう、と不安になりながらお店の前に到着すると誰も並んでいない。

少し意気込み過ぎたみたいです。

これなら確実に手に入るだろうと安心した俺たちは、近くの本屋の駐車場に車を停めてのんびりと寝そべって待つことにしました。


おもちゃ屋の開店時間が10時なので、幾らのんびりとしていても時間を持て余していました。

そこでおもちゃ屋の向かい側にコンビニがあったので二人で暇を潰しに行くことにしました。

そこで父親が買ってくれたのがコーンポタージュスープでした。

冬の朝の寒さがより一層缶の熱さを引き立てていて、飲むと体がとても温かくなったのを覚えています。

加えて父親の温かさも感じたような気がします。


その後無事にマリオ3も買うことが出来、楽しく遊びました。

幸せだったなと思います。


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